寺田克也ココ10年展

10ヶ月ぶりの更新・・・
ツイッターやってるとブログの更新はめんどくさく感じて滞り気味ですが、さすがにひどいな。

で、6月2日に京都国際マンガミュージアムで開催中の「寺田克也　ココ10年展」行って来ました。

まだ見に行ってない方も、3月16日（土）～6月30日（日）までの長い期間やってる展覧会なのでまだまだ見に行けますよ。

以下二枚会場で撮影可になってた絵。

「猫とドラゴン展」用に描かれたもの


5月5日のライブドローイングイベントで描かれたもの


今回の展覧会は絵を襖に貼り込んで展示されているのが特徴で、展示エリアの中にたくさんの襖を立ててあったんですが他では見ない展示で面白かった。
単純にでかいっていうので迫力あるし、本に印刷されたりした状態では意識しないような細かいブラシのタッチも見えて楽しい。

で、別エリアにアナログの絵を展示してあるところがあったけどそれがまたよかった。
ガソリン生活用の絵をメインにいろんな仕事絵の下絵として鉛筆で描かれたもの。

自分が絵を見たりするとき気になって見るのは色よりは線のほうなので線のよさがよりはっきりするモノクロの絵とかライブドローイングイベントで描かれた線画のみのものとか下絵の鉛筆画とか最高。
でかいボードに下書きなしのマッキー一発描きされてますがそういうものの作業動画も展示してあって絵が出来上がっていく気持ちよさがすごい。

自分も前は一発描きの落書きみたいなことしてたけど仕事でデザインするようになってそういう描き方はまったくしなくなってたのでなんかいいなぁと思った。
もちろん普段から線を引きまくってるという前提があってできることだし、それをしてない自分が簡単にいいものを描けるわけもないけどやってみたいと思いましたよ。

午前中ひととおり絵を見た後は午後2時からのトークショー＆ライブドローイングイベントも見てきました。
イベントは寺田さんの旅仲間である落語家林家彦いちさんとのトークが中心。
シルクロードやベネズエラを旅行されたときの思い出を写真を見つつおふたりで語るという内容で、落語家である林家彦いちさんはもちろん、寺田さんもなれたしゃべり口でとても面白く旅の様子を話されてました。

同じく旅仲間である夢枕獏さんとかモンベル代表辰野さんとかとのたのしいエピソードが最高で会場は終始笑いが絶えず、イラストレーターさんのトークイベントとは思えないような内容だったけどすごくよかったなぁ。

トークイベント終了後のサイン会も参加。
ちょいはずかしいけどイベントは先着200名、サイン会は先着50名だったのでどうしてもサインもらいたいと思い会場前に7時くらいに到着、開館が10時なので3時間くらい並んで待ちましたｗ

でもらったのがこの↓サイン！！名前入り～


サインはベネズエラの旅行がきっかけで生まれた寺田克也さんと夢枕獏さんの共著「十五夜物語」に。
カバーをめくった裏表紙にしていただきました。

サインを書いていただいてる間ちょっと話もさせてもらい、あつかましくも名刺を渡してしまった。なんともはずかしい・・・

とにかくよかった、ということですよ。
まだ未見の方はぜひどうぞ！

ちなみに、毎月イベントをされてて動画が上がってるのでこちらもどうぞ↓